［北京、２０２２年８月１８日 ロイター］ - 国内生産が記録的な増加を示し、海外供給が逼迫したことを受けて、木曜日の政府統計によると、７月の中国のアルミニウム輸入量は前年比３８．３％減少した。
税関総局のデータによると、同国は先月、未鍛造アルミニウムおよび一次金属および未鍛造合金アルミニウムを含む製品を19万2581トン輸入した。
輸入量の減少は、今年の国内供給量の増加が一因となっている。
世界最大の金属生産国・消費国である中国は、製錬所が昨年課された電力制限に対処する必要がなかったため、7月に過去最高となる343万トンのアルミニウムを生産した。
中国国外では、エネルギー価格の高騰により、大量の電力を必要とするアルミニウムの生産が制限されている。ヨーロッパと米国の生産者は、利益率が圧迫されたため、生産量を縮小する必要に迫られている。
上海とロンドンの市場間の裁定窓口が閉鎖されたことも輸入の減少につながった。
最初の７カ月の総輸入量は１２７万トンで、前年同期比２８．１％減少した。
データによると、アルミニウム鉱石の主な供給源であるボーキサイトの先月の輸入量は1059万トンで、6月の942万トンから12.4％増加し、前年7月の925万トンと比較した。（リウ・シーイーとエミリー・チョウによるレポート、リチャード・プーリンとクリスチャン・シュモリンジャーによる編集）。
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投稿時間: 2022 年 9 月 9 日